

この記事の監修ドクター
荒井 香織 医師(UB CLINIC 錦糸町 院長 )
専門分野:他院修正 / 目元整形 / 脂肪吸引 / 小顔治療私自身も3度の鼻整形と失敗を経験しています。患者様と同じ「一人の経験者」として、そして美容外科医として、誠実な再建治療をご提案します。
はじめに|顔の丸みをすっきりさせたい34歳男性の小顔治療
「顔の丸みが気になる」「フェイスラインをもう少しシャープに見せたい」
今回ご紹介するのは、そんなお悩みを持ってご来院いただいた34歳男性の症例です。
こちらが術前と術後4ヶ月のお写真です。
今回行ったのは、ベイザー小顔脂肪吸引・バッカルファット除去・エラボトックス80単位を組み合わせた小顔治療です。
今回は患者様のお顔を診察したうえで、それぞれの要因に合わせて3つの施術を組み合わせ、男性らしさを残しながら自然にすっきりとしたフェイスラインを目指しました。
今回の患者様|遠方からご来院いただいた34歳男性
「顔まわりをもう少しすっきりさせたい」というご希望があり、特に正面から見たときの頬・輪郭の丸みや、横から見た際のフェイスラインを気にされていました。
一方で、治療を受けるにあたって心配されていたのがダウンタイムです。
美容外科手術では腫れや内出血などが生じる可能性があるため、患者様からは「できるだけダウンタイムを抑えたい」というご希望もありました。
もちろんダウンタイムを完全になくすことはできませんが、診察では生活スケジュールや許容できるダウンタイムについても確認しながら、治療内容を検討していきました。
症例の紹介
「顔をもっとシャープに見せたい」患者様が抱えていた術前のお悩み
今回の患者様が希望されていたのは、ただ顔を細くすることではなく、「自然な範囲で顔の丸みを減らし、もう少しシャープな印象にしたい」ということでした。
正面から見たときの頬・輪郭の丸みが気になる
術前のお写真を正面から見ると、頬から下顔面にかけてボリュームがあり、フェイスラインがやや丸く見える状態でした。
顔には骨格・筋肉・皮下脂肪・深部脂肪などさまざまな組織があり、そのどこにボリュームがあるかによって適したアプローチも変わります。
そのため、「丸顔だから脂肪吸引」というように一つの施術だけで考えるのではなく、まず何が輪郭を作っているのかを確認することが重要です。
顎下からフェイスラインにかけてすっきりさせたい
横顔では、顎下からフェイスラインにかけてのラインをよりはっきりさせたいというご希望がありました。フェイスラインは正面だけでなく、斜めや横から見たときの印象にも大きく関わります。
特に顎下から首へ続くラインにボリュームがあると、正面ではそれほど気にならなくても、横を向いたときに輪郭がぼやけて見えることがあります。
そのため今回は正面だけを小さく見せるのではなく、横顔まで含めてフェイスラインを整えることを目標にしました。
男性らしさを残しながら自然に小顔になりたい
もう一つ意識したのが、「細くしすぎない」ことです。
男性の輪郭は、ある程度の骨格感やフェイスラインの直線的な印象が残っていることで、すっきりと見えるケースもあります。
そのため、ただ脂肪を多く取り除いて細くするのではなく、患者様がもともと持っている輪郭を活かしながら、気になる部分のボリュームを調整していきます。
荒井医師の術前診察|顔が丸く見える原因は「脂肪」だけではありません
小顔治療を考えるときに大切なのは、「どこが原因で顔が大きく見えているのか」を確認することです。
同じように「顔が丸い」と感じている患者様でも、皮下脂肪が多い方もいれば、頬の深い部分の脂肪が影響している方、咬筋が発達してエラ部分が横に張って見える方など、その原因は一人ひとり異なります。
頬・顎下の皮下脂肪のつき方をチェック
今回の患者様では、フェイスラインを整えるために頬・顎下周辺の脂肪量やつき方を確認し、小顔脂肪吸引を治療計画に組み込みました。
顔の脂肪吸引では、単純に脂肪をなくすのではなく、「どこを減らし、どこを残すのか」というバランスが重要です。
バッカルファットによる頬のボリュームも確認
バッカルファットは、頬の皮下脂肪よりも深い位置に存在する脂肪です。
皮下脂肪だけを減らしても頬のボリューム感が残る場合には、診察のうえでバッカルファット除去を組み合わせることがあります。
ただし、バッカルファットは取れば取るほど良いものではありません。過剰に除去すると頬がこけた印象につながる可能性もあるため、適応と除去量を見極めることが大切です。現在の荒井医師の小顔脂肪吸引の案内でも、バッカルファットは闇雲に除去せず、診察で部位と量を判断する重要性を説明しています。
エラの筋肉まで含めて輪郭全体を診断
そしてもう一つ確認したのが、エラ部分にある咬筋です。
顔の横幅は脂肪だけでなく、噛むときに使う咬筋の発達によって強調されることがあります。
今回の患者様では、脂肪へのアプローチだけでなく、エラボトックス80単位を併用する治療計画としました。
咬筋へのA型ボツリヌストキシン注射によって下顔面の幅を調整する方法については、臨床研究でも輪郭形成への利用が報告されています。
「脂肪を取るだけ」ではなく、輪郭全体を整える治療へ
今回の患者様では、頬・顎下の皮下脂肪だけにアプローチするのではなく、頬の内側のボリュームとエラの張りまで含めて治療計画を立てました。
大切なのは、一つの施術だけで無理に大きな変化を出そうとしないことです。
顔が丸く見えている原因が複数あるのであれば、それぞれに適した方法で少しずつアプローチした方が、正面・斜め・横顔を含めた顔全体のバランスを整えやすくなります。
「脂肪吸引=脂肪をたくさん取る施術」と考えるのではなく、最終的にどのような輪郭を作るのかという視点から治療を組み立てていきます。
荒井医師が考えた治療計画
ベイザー小顔脂肪吸引|頬・顎下の脂肪を整えてフェイスラインを形成
VASERは超音波を利用する脂肪吸引システムで、今回はこちらを用いて頬から顎下・フェイスラインの脂肪を調整しました。顎下からフェイスラインの境界を出しながら、正面から見たときの頬のボリュームを自然に減らし、もともとの骨格を活かした輪郭を目指しました。
バッカルファット除去|頬の内側のボリュームを調整
バッカルファットの除去量は特に慎重に判断する必要があります。
頬がすっきりすることだけを優先して取りすぎてしまうと、将来的な頬のこけや左右差などにつながる可能性があるため、患者様の骨格や脂肪量とのバランスを見ながら治療します。
エラボトックス80単位|咬筋の張りを抑えて輪郭をシャープに
今回は80単位を使用し、咬筋の張りにもアプローチしました。
頬や顎下の脂肪を減らしても、咬筋が発達している場合にはエラ部分の横幅が残ることがあります。
脂肪吸引・バッカルファット除去とは異なる原因にアプローチすることで、下顔面全体のバランスを整えていきます。
なぜ3つの施術を組み合わせたのか?
今回の患者様では、一つの施術だけで大きく変化させるのではなく、ベイザー小顔脂肪吸引・バッカルファット除去・エラボトックスという異なる3つのアプローチを組み合わせました。正面だけを細くするのではなく、斜め・横顔まで含めてフェイスラインがスッキリしましたね!
男性の小顔脂肪吸引で意識した「取りすぎない」デザイン
頬をこけさせずにフェイスラインをすっきり見せる
顔の脂肪吸引で特に注意したいのが、取りすぎです。
脂肪を減らせば減らすほど小顔になるわけではなく、本来残した方がよい部分まで取り除いてしまうと、頬がこけたり、疲れて見えたりする原因になることがあります。
今回も頬のボリュームをすべてなくすのではなく、フェイスラインをぼやけさせている部分を中心に調整しました。
細くしすぎず、男性らしい輪郭を残す
男性の小顔治療では、脂肪吸引だけでは細くならないこともあります。
バッカルやエラボトックスも組み合わせて男性らしいシャープさを出すことを意識しております。
正面・斜め・横顔のバランスを見ながら脂肪量を調整
輪郭治療では、正面だけを見てデザインすると不自然な仕上がりになる可能性があります。
正面ではすっきりしていても、横から見ると顎下にボリュームが残っていたり、逆に頬を減らしすぎると斜めから見た際にこけて見えたりするためです。
そのため、正面・斜め・横顔のそれぞれを確認しながら、顔全体として自然に見えるバランスを考えて治療します。
術後4ヶ月|正面・斜め・横顔から見るフェイスラインの変化
ここからは、術後4ヶ月の変化を角度別に見ていきます。
※効果・経過には個人差があります。
Tips|正面:頬まわりのボリュームが抑えられ、輪郭がすっきり
まず正面です。
術前と比較すると、頬からフェイスラインにかけてめちゃくちゃスッキリしましたね!
Tips|斜め:頬から顎にかけてのラインがよりシャープな印象に
続いて斜めから見てみます。
術前に比べて、頬から顎にかけてのラインが整理され、フェイスラインがより分かりやすくなっています。
正面だけでは分かりにくい頬のボリュームや顎周辺の立体感は、斜めから比較すると変化を確認しやすいポイントです。
Tips|横顔:顎下からフェイスラインにかけて輪郭が明瞭に
今回特に変化が分かりやすいのが横顔です。顎下はペラペラにしております。
術前と比較すると、顎下からフェイスラインにかけての境界がすっきりしてますね。
「たくさん脂肪を取れば小顔になる」とは限りません
「せっかく脂肪吸引をするのであれば、できるだけたくさん取ってほしい」と考える方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、顔の脂肪吸引では、脂肪を多く取れば取るほど良いというわけではありません。
特に頬は、取りすぎることでこけた印象や左右差、凹凸などにつながる可能性があります。荒井医師の現在の小顔脂肪吸引の案内でも、取りすぎによるこけや凹凸を避けるため、適応を見極めて施術することを重視しています。
大切なのは「何cc取ったか」ではなく、患者様の骨格や脂肪のつき方を見ながら、残すところと減らすところを判断することです。
できるだけダウンタイムを抑えたい方へ
今回の患者様も、治療を検討するうえで「できるだけダウンタイムを抑えたい」というご希望がありました。
顔の脂肪吸引後には、腫れ・むくみ・内出血・痛み・つっぱり感・感覚の変化・拘縮などが生じることがあります。術後にはフェイスバンドによる圧迫を24時間行っていただきます。
翌日はさほど腫れていないことが多いのが、荒井医師のベイザー脂肪吸引が選ばれる理由です★土日で脂肪吸引できちゃうのは嬉しいですね!!
ただし、「○日あれば絶対に周囲に分からない」と断言することはできません。
仕事を休める日数や、人と会う予定、マスクで隠せる環境かどうかなども踏まえ、カウンセリング時に無理のないスケジュールを組むことをおすすめします。
施術内容
本症例では、ベイザー小顔脂肪吸引、バッカルファット除去、エラボトックス80単位を組み合わせて施術しました。
手術時には静脈麻酔を使用し、術後はフェイスバンドによる圧迫を行っています。
患者様によって適した施術は異なるため、すべての方に3施術の併用が必要なわけではありません。診察によって脂肪のつき方、筋肉、骨格などを確認し、一人ひとりに合わせて治療内容を決定します。
施術料金
※料金は予告なく変更となる場合がございます。最新情報はクリニックにてご確認ください。
施術のリスク・副作用
【脂肪吸引】腫れ、内出血、むくみ、痛み、拘縮、つっぱり感、感覚の変化、左右差、凹凸、血腫、感染、傷跡などが生じる可能性があります。脂肪吸引全般では漿液腫や知覚異常、まれに血管塞栓症なども報告されています。
【バッカルファット除去】腫れ、内出血、痛み、左右差、頬のこけ、感染、出血のほか、周囲にある顔面神経や耳下腺管などへの影響が報告されています。
【エラボトックス】注射部位の腫れ・痛み・内出血、左右差、噛みにくさや筋力の変化などが生じる場合があります。
いずれの施術も効果や経過には個人差があります。具体的なリスクについては、診察時に医師からご説明したうえで施術を行います。
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※肌のカウンセリングは有料となります。
【看護師カウンセリング 15分3,000円】
監修医師紹介
荒井香織 ▶監修医師紹介ページはこちら
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■ 略歴
| 2005年 | 江戸川学園取手高等学校 卒業 |
| 2011年 | 東北大学歯学部 卒業 |
| 2011年 | 秋田大学医学部学士編入 鷲谷歯科医院(非常勤) 山本総合病院(非常勤) |
| 2016年 | 秋田大学医学部 卒業 |
| 2016年 | 新東京病院 勤務(循環器、麻酔、形成外科、外科) |
| 2018年 | 湘南美容クリニック 勤務 |
| 2021年 | 湘南美容クリニック長野院 院長就任 |
| 2022年 | WOMクリニック銀座 副院長 |
| 2023年 | AiZクリニック 副院長 |
■ 資格・所属学会
- ・歯科医師免許
- ・Botox VISTA認定医
- ・Juvederm Vista認定医
- ・日本美容外科学会正会員
- ・日本救急医学会ICLSコース取得











