最も多くのクリニックで行われている方法で、極細の糸をまぶたに埋め込む方法です。メスを使用しない簡易的な方法であり、ダウンタイムは短くできますが、切開法に比べると、加齢や時間経過、外的刺激等により糸が緩みラインが崩れてしまうことがあります。
使う糸の種類・本数、糸の位置等によりクリニックによって様々な施術名があります。
埋没法には、まぶたを持ち上げる筋肉(眼瞼挙筋(がんけんきょきん))に直接糸を結びつける「挙筋法」と、まぶたの支持組織(瞼板(けんばん))に糸を結びつける瞼板法があります。また、糸の結び目を作る位置によって「表止め」と、挙筋法の場合に可能な「裏止め」があります。
- 施術が短時間で終わる(15~30分程度)
- 傷跡が目立ちにくくダウンタイム(出血や腫れ等)が短い
- 費用負担が少ない
- 余分な皮膚や脂肪を取り除くことはできないため、切開法に比べると効果が限定的
- 時間経過等により埋没する糸が緩むことがあり、切開法に比べると効果は一時的
- 幅広い症例(蒙古ひだがある場合等)に対応することはできない