

この記事の監修ドクター
荒井 香織 院長
専門分野:他院修正 / 目元整形 / 脂肪吸引 / 小顔治療私自身も3度の鼻整形と失敗を経験しています。患者様と同じ「一人の経験者」として、そして美容外科医として、誠実な治療をご提案します。
はじめに|「自然だけど、ちゃんと変わりたい」初めての全切開二重
「二重にはしたいけれど、いかにも整形したような目元にはしたくない!!」
このような希望をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
今回ご紹介するのは、目元の美容整形を受けるのが初めての患者様です。
理想とする二重のお写真をご持参いただき、「幅が広すぎず、顔になじむ自然な二重にしたい」というご希望でカウンセリングにお越しいただきました。
一見すると、「狭めの位置に二重ラインを作ればいいのでは?」と思われるかもしれません。
しかし実際の二重デザインでは、単純に二重幅だけを決めればよいわけではありません。
今回の患者様の場合、特にポイントになったのが「二重ラインの上にかぶさる皮膚」でした。
希望する位置にそのままラインを作っても、皮膚のかぶさりによって完成時の二重幅が想定より狭く見えてしまう可能性があります。
そこで今回は、患者様のご希望を確認しながら、目を開けたときに二重がどのように見えるのかまで逆算してデザインしました。
自然な二重ラインを目指して全切開二重術を行いました。
この記事では、術前のお悩みからデザインで重視したポイント、実際の術後4ヶ月までの変化について詳しく解説します。
今回の患者様|目元整形が初めての患者様
今回の患者様は、これまで目元の美容整形を受けた経験がない方でした。
カウンセリングにはお母様と一緒にご来院され、事前に「こんな目元になりたい」という理想の写真もご用意いただいていました。
また、仕上がりと同じくらい予算についても大切にされていました。
美容整形では、ご希望する仕上がりと現在のまぶたの状態、そして予算のすべてを確認しながら治療方法を考える必要があります。
今回も「できるだけ希望に近づけたい」という気持ちと、「必要以上に施術を増やしたくない」という気持ちの両方を踏まえながら、治療計画を立てていきました。
症例の紹介
「自然だけど、ちゃんと変わりたい」患者様が抱えていた術前のお悩み
今回の患者様のご希望を一言で表すと、
「自然だけど、ちゃんと二重になったことは分かる仕上がり」です。
ただ二重幅を広げるのではなく、ご本人のお顔立ちを残しながら目元の印象を整えていくことが重要な症例でした。
目元の印象を自然に変えたい
初めて美容整形を受ける場合、「変わらなかったらどうしよう」という不安がある一方で、「変わりすぎるのも怖い」と感じる方は少なくありません。術前の雰囲気を完全に変えるのではなく、ご自身の顔立ちを活かしながら目元を整えたいというご希望でした。
幅が広すぎない、顔になじむ二重にしたい
二重切開というと、ぱっちりとした幅広二重をイメージされることもあります。
しかし、必ずしも「幅が広い=似合う」とは限りません。
今回患者様が持参された理想写真からも、求めているのは派手な二重ではなく、比較的控えめで自然なラインであることが分かりました。
理想の写真に近い二重ラインを目指したい
カウンセリングで理想の写真を見せていただくことは、医師と患者様の完成イメージを共有するうえで非常に役立ちます。ただし、理想写真とまったく同じ位置に二重ラインを作れば同じ目元になる、というものではありません。
まぶたの厚みや皮膚量、目を開けたときの皮膚の動きなどは一人ひとり異なるためです。
だからこそ今回は、理想写真を「ゴールのイメージ」として共有しつつ、実際の患者様のまぶたに合わせてデザインを調整しました。
荒井医師が術前に確認したポイント|二重幅だけでは決めないデザイン

今回の症例で荒井医師が特に注目したのが、二重ラインそのものだけではなく、その上にある皮膚の状態でした。
希望する二重幅と実際のまぶたの状態を確認
二重をデザインするときは、「何mmの二重にするか」だけを考えるわけではありません。
同じ位置にラインを設定しても、皮膚の状態によって、目を開けたときに見える二重幅は変わってきます。
今回もまず、患者様が希望される二重のイメージと、実際のまぶたで再現できるラインを照らし合わせていきました。理想だけを優先するのではなく、現在の目元からどのような変化を作れるのかを確認することが大切です。
皮膚のかぶさりを考慮して二重ラインを設計
今回の患者様では、二重ラインの上に皮膚がかぶさることが一つのポイントでした。
仮に希望する幅だけを見て低い位置に二重ラインを作った場合、目を開けたときに皮膚が覆いかぶさり、完成した二重が想定以上に狭く見える可能性があります。
そのため、二重ラインそのものだけではなく、「目を開けた状態でどの程度二重が見えるのか」という完成形から逆算してデザインする必要がありました。
正面・斜めから見ても自然になじむ仕上がりを意識
二重は正面からだけ見るものではありません。
会話をしているときには斜めから見られることも多く、目を閉じたときには二重のラインや切開部分も見えます。
そのため今回のデザインでは、正面から見た二重幅だけでなく、斜めから見たときのラインや閉眼時の見え方まで考慮しています。
「全切開だけで理想の二重になる?」カウンセリングでお伝えしたこと
患者様はできるだけご予算を抑えながら、理想の二重に近づけたいというご希望をお持ちでした。
そのため当初は、できるだけシンプルに全切開二重術のみで仕上げたいというお気持ちもありました。
しかし二重整形では、「二重の線を作ること」と「完成したときに希望する二重幅が見えること」は必ずしも同じではありません。二重のライン自体を希望する位置に設定しても、その上から皮膚がかぶってします。

大切なのは
「患者様がどのような目元になりたいのか」
「現在のまぶたでは、何を調整すればそこに近づけるのか」
を1つずつ整理することです。
特に初めての美容整形では、どこまで治療が必要なのか分からないことも多いと思います。
だからこそカウンセリングでは、しっかりシュミレーションします。
術後変化|「雰囲気が良くなった」と感じられる自然な二重へ
それでは実際の経過を見ていきましょう。
正面から見た二重ラインの変化
術前と術後4ヶ月を正面から比較すると、目を開けた状態で自然な二重ラインが確認できます。
目元は変わっていますが、患者様ご本人の印象を大きく変えすぎない。
今回目指していた「自然だけど、ちゃんと変わった」という方向性が分かりやすい変化です(^^
※術後の経過・仕上がりには個人差があります。
斜めから見た二重幅となじみ方
斜めから見ると、二重ラインの立体的な折れ込み方がより分かりやすくなりますね(^^

全切開二重術ではまぶたを切開するため、術後には一定のダウンタイムがあります。
今回も術後1週間の写真では、術後4ヶ月と比較すると腫れや赤みが見られます。
ただし、ダウンタイムの程度や回復速度は一人ひとり異なります。
術後の腫れ・内出血について
眼瞼の切開手術後には、腫れ・内出血・違和感などが生じることがあります。
実際の経過は施術内容や体質などによって異なるため、大切な予定がある場合には余裕を持ったスケジュールで施術を検討することをおすすめします。
二重幅が自然になじむまでの経過
切開直後は腫れの影響によって、完成時より二重幅が広く見えることがあります。
そこから腫れやむくみが徐々に落ち着き、二重ラインも少しずつなじんでいきます。
「術後すぐに理想の二重にならないのでは?」と不安になる方もいらっしゃいますが、切開二重では時間とともに変化していくことも含めて経過を見ていくことが大切です。
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監修医師紹介
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■ 略歴
| 2005年 | 江戸川学園取手高等学校 卒業 |
| 2011年 | 東北大学歯学部 卒業 |
| 2011年 | 秋田大学医学部学士編入 鷲谷歯科医院(非常勤) 山本総合病院(非常勤) |
| 2016年 | 秋田大学医学部 卒業 |
| 2016年 | 新東京病院 勤務(循環器、麻酔、形成外科、外科) |
| 2018年 | 湘南美容クリニック 勤務 |
| 2021年 | 湘南美容クリニック長野院 院長就任 |
| 2022年 | WOMクリニック銀座 副院長 |
| 2023年 | AiZクリニック 副院長 |
■ 資格・所属学会
- ・歯科医師免許
- ・Botox VISTA認定医
- ・Juvederm Vista認定医
- ・日本美容外科学会正会員
- ・日本救急医学会ICLSコース取得









